病院通いの毎日のはじまり


冷静に判断ができないまま病院を出て、お父ちゃんと相談。
先生と話をしてくれ、心臓の腫瘍が肺を圧迫し、呼吸を妨げ、炎症を起こしているせいで水が溜まりむくみを引き起こしているそう。
「治療・完治」ではなく、「緩和ケア」をしていくことになりました。
何とか手術はできないものか、悪あがきをしてみたけれど、かえってソウちゃんを危険にさらす行為になると言われ、泣く泣く断念・・・
ほんのこの前まで元気に走りまわって、ご飯も食べて、甘えていたのに・・・
現実を受け入れられず、全てが悪い夢のように思えて世界が灰色になりました。

そんな時、利尿剤の影響で少しずつむくみの取れたソウちゃんがご飯を食べたり、遊ぼうと甘えてきたりと少しずつ元気を取り戻してきたのです。
具合が悪くなってからは、玄関の奥の物置に隠れたり、ベッドの下から出てこないなど私たちから身を隠していたのに、
前のようにリビングでくつろいだり、おもちゃで遊んだりと具合は悪いながらも私たちと触れ合うようにしてくれるようになりました。

それを見た時、いつまでもグジグジと落ち込んでいる自分に腹が立ちました。
具合が悪い、もしかしたらもうすぐ死んでしまうかもしれない、でも今!現在!そこにソウちゃんは生きていて存在している!
それなのに、自分は何をやっているのか!メソメソしている場合か!「今」を大事にしろ!
目が覚めました。



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